P.Nの由来

〜『鯖 玉弓』はこうして作られた!〜

その昔、アトリエサヴァが

今のアトリエサヴァになる前のお話。

鯖はそのころまだマンガ家ではなく、

アトリエサヴァは『オータム』という

会社と一緒に仕事をしていた。

(その後サヴァはオータムに吸収されるが、更にその後

オータムは経営が苦しくなりサヴァと離散。)

その『オータム』時代、よくそこに出入りをしていた

柴田さんという男の人がいた。

ある日、なぜか会話が嘉門達夫の

『五段活用の歌』の事になり、いろんな人の名前で

五段活用の歌を歌ってみた。

その中にその柴田さんの名前も含まれていた。

「♪シバタさんの〜ごだんかつ〜よ〜お〜♪

♪サバタさん!シバタさん!スバタさん!セバタさん!ソバタさん!♪」

と、歌い終わり、ふと「サバタさんって

なんかサタニック(悪魔的)!」と思い、更に

「そんな人と結婚するとサバタマユミになるのか!!」

(本名ファーストネームはマユミなので)

と笑いあい、漢字を当て嵌めてみた。

その中で一番キテレツな当て字が

『鯖玉弓』

だった。

それから数年後、マンガ家になる事に決まった時

P.Nをどうしよう?と考え、その時思い出したのが

あの時のイケてない名前

『鯖玉弓』

だった…。

今となっては「どうしてあの時、この名前を思い出し

なおかつ、この名前でいい!と思ってしまったのだろう…。」

と考えてしまうことしきり。