ストーリーについて記述する試み

其のニ

ネーム作業というのは

なかなかすんなりいかない場合があります。

…っつーかすんなりといった事はほとんどないです。

「うーん、考えてみたけどこのストーリーやれる自信ないなー。」

と思ったりする事がしばしば。

そんな時、私はその中途半端なネームを

パイ生地のように寝かせておきます。

寝かせる、と言っても別に冷蔵庫に入れたりはしませんが。

で、何ヶ月か後に取り出してみるとあら不思議。

あれだけ苦労していたのが嘘のように

ストーリーが沸き出すではあーりませんか!

その話について考える事を一切やめてしまい

時間をおいてから、また新たな気持ちでとりかかる。

つまり「何ヶ月か後の未来の自分に託す」のです。

この方法、私には結構有効なのですが…。

私のネーム関係のものを入れているファイルには

こんな感じで未来の自分に託した

ネームが山の様に寝かされております。

まあ、音楽風に言えば音源をためているような感じかも…。

本気で存在自体を忘れてて、ちょっとした

タイムカプセル気分を味わえたりもします(笑)。