絵について記述する試み

其のニ

そのー、だからといって「絵にこだわりがない。」といっているワケでは

ないのですよ。


『いい絵を描きたい』というのは常にある願望です。

「いい絵」というのもその時々で違うものですが。

たとえば登場人物のその時の状態を表す表情だとか

その時の緊迫した空気とか…(これはストーリーの展開のさせ方にも

カブってきますが)。


そして、より「いい絵」を描く為にはデッサンも必要だし、

画力も磨かなければなりません。

これが前回に書いた「伝えたい事を表現する為に技巧に走る」と

言う事ですな。

「技巧に走る」という言い方はちと乱暴ですから、

「技巧を勉強する」とか「技巧を磨く」と言い換えましょうか。

やはり漫画というモノには「絵」がついてくるワケですし、

(っつーか、絵がなきゃ漫画ではないんだし)

やはり「作画における向上心」というのも多少は必要かと…。

「前回と逆の事を書いているではないか!」と突っ込まれそうですが

「いい絵」というのが必ずしも「上手い絵」と一緒というワケでは

ないと思うのですよ。

いくら上手な絵でもうまく表情が描けていなければ

そのキャラの魅力は半減するでしょうし…。


こんな風にえらそうな事を書いて、お前はそれがちゃんと

できているのか!?と問われると辛いのですが…。


極力、頑張ってはおります。